作務の会レポート
10月14日、秋晴れの清々しいお天気のもと、作務(さむ)の会が開かれました。
作務というのは、お掃除や炊事、庭の手入れ、農作業など全ての労働のことをさし、曹洞宗では、作務も大切な修行のひとつとされています。
長昌寺の境内では、蓮をたくさん育てていますが、基本的には女性2人で管理しているため、例年株分け時に不要になった土を本堂裏手まで運ぶ力仕事が本当に大変です。
今回の作務では、次の冬の株分けの際に私たちが作業をしやすくするため、また、だいぶ枯れ始めた蓮を本堂前にたくさん置いておくのも景観がよろしくなかったので、重い鉢を運んでくださる方を募集させていただきました。
当日は、力仕事をしてくださる方17名に加え、「力仕事は出来ないけど、何かお役に立てれば…」と、力仕事をする方々のためにおにぎりと豚汁を作ってくださる方が3名、そしてスタッフが3名と、総勢24名で挑みました。
万が一ケガ人が出た時にそなえスポーツトレーナーをしている友人にも参加をお願いし、まずは、準備体操から。

その後、2時間汗をかきながらひたすら作業をしてくださり・・・
本堂前から鉢がひとつもなくなった時には、何とも言えない達成感がありました。
終わったあとには、また体操をし、新米で作ったおにぎりと豚汁を境内にブルーシートを敷いて参加者全員で食べました。
募集を始めた時にはまさかこんなにたくさんの方に集まっていただけるとは思っていませんでした。
蓮の植え付けの会では、これから育っていき咲く喜びがありますが、今回の作務は本当にただただ重労働です。
この日参加してくださった方の9割ほどは、普段坐禅の会に参加されている方々で、ご自身の修行と思い参加された方もいらっしゃったかもしれませんが、ほとんどの方は、お寺が困っているのなら…と手をあげてくださったのではないかと思います。
大変な作業を終えた後なのに、「また何かあればいつでも!」「いい運動になりました!」「達成感がありました!」と、逆にこちらがあたたかい言葉をいただき、有難い気持ちしかありませんでした。
たまたまこの日、お墓参りに来られていた方が、「若い方々がお寺のために汗を流して作業している!いいお寺だっ!!縁があってよかった!!」と豪快に笑って帰っていかれました。
今回の作務に来てくださった方もそうですが、お地蔵さまの前掛けを縫っていただいている方、お掃除の会に来てくださる方、蓮の植え付けをしてくださる方など、、、たくさんの方のお気持ちでお寺が成り立っています。
それも、皆さん、楽しんで参加してくださっている様子が伺えて、いつも嬉しい気持ちをいただきます。
今回来てくださった方々は、この2時間の作務により、きっと来年の蓮を今年よりも楽しんでいただけるのではないかと思います。
声を掛け合いながら、滞りなく作務の時間が過ぎ、尊い時間でした。
また、ケガをされる方もなく無事に終えられたこともよかったです。
来年は、また鉢が増えますが、皆さまのお力をお借りしながら、また美しい蓮をお盆の頃に咲かせたいと思います。
ご参加の皆さま、本当にありがとうございました。







