2024年10月21日

嬉しい来訪

嬉しい来訪

先日、ある青年がお参りに来てくれました。

客殿の窓から、本堂前で手を合わせている姿が見えて、もしかして!と思って外へ出てみると、
やはり昨年秋に蓮の鉢を運ぶ作務に参加し、その後春には蓮の植え付けにも参加してくれた彼でした。

植え付けをした後すぐに仕事の関係で大阪へ引っ越すことになってしまったので、
蓮が咲いている時期にはお寺へ来ることは出来ませんでしたが、今回は東京出張が入ったらしく、
蓮のシーズンが終わってしまったのにも関わらず足を運んでくれました。

聞けば、宿泊のホテルは池袋だそうで、お寺までは1時間ほどはかかったと思います。

蓮の植え付けをしてくださった方には、
最初の蓮が咲いた際にその蓮の写真画像をお送りしていますが、
真っ白な蓮の写真を本当に喜んでくれました。
(彼は写真が趣味でプロ並みの腕で野鳥を撮影しているため、蓮の写真を送るのは緊張しました)

最初は坐禅がきっかけで、蓮仕事を含めほんの数回しか会ったことはありませんが、
東京へ来たから帰る前にあそこへお参りに行こうと思ってもらえたことは本当に嬉しいことでした。

「いつか、蓮の時期に写真を撮りにきてね!」と約束をして。

これまで20代や30代の方というのは、親族のお葬式というタイミングでしかお寺に縁がなかったかもしれませんが、
最近では、デジタルデトックスという言葉があったり、マインドフルネスの流行などから、
若い方々も仏事以外でお寺にみえることが増えてきました。

長昌寺にはFree Wi-Fiもありませんし、可動式の納骨堂などもありません。

便利になっていく世の中と逆行しているようなところも多々ありますが、
お寺の自然や、仏さまがただそこにいらっしゃるだけの空間を大切に、
これからもたくさんの人と出逢って参りたいと思っています。