2020年08月29日

なかったことにしない

なかったことにしない

先日、おてらじかんによく来ていただいている皆さまと、今年に入っておてらじかんにご参加いただいた方々に残暑見舞いをお送りしました。

今年境内で咲いた蓮をポストカードにしたものです。

絵葉書に蓮の花だけが広がるような写真を選んだ方が綺麗な絵葉書が出来たかもしれませんが、長昌寺の庭先が写っているものを選ぶことで少しお寺の景色を届けられたらと思いました。

去年はふたつ花が咲きましたが、今年は7つの花が無事に咲きました。そして、蕾が出て間もなく長い雨の時期に入り太陽光が浴びられなくなったふたつは、途中で枯れてしまいました。

2年前、蓮を沢山育てている伊豆の国市の正蓮寺さまで、100年に1度の吉兆言われる双頭蓮(ひとつの茎の先にふたつの蕾がつく双子の蓮)の蕾が出た際、まわりの方々がとても楽しみにしていたのにも関わらず途中で枯れてしまいました。

ところがそのあと、奇跡的に別の鉢からまた双頭蓮の蕾が現れ、こちらは無事に咲きました。

そのタイミングで伊豆の国市まで見に行ってきたのですが、「双頭蓮」と筆で書かれた看板のある台の上には、無事に咲いた双頭蓮と、残念ながら咲くことが出来なかった双頭蓮の鉢が並べられていました。


そして、その時に発行されていた寺報の中に、「なかったことにしない」というご住職のお言葉が書かれていて、その当時取り組んでいたことの結果がなかなか出なかった時期だったので、とても心に残ったことを覚えています。

美しく咲いた花も、咲けなかった花も、双頭蓮として多くの人が楽しんでおられるようでした。

さて。

残暑見舞いには、色々な切手を貼って投函しました。寺報を発送する際には直接郵便局に持っていきますし、年賀状は年賀はがきで送りますので、切手を貼るという作業は久しぶりでしたが、色々な柄があって楽しい気持ちになりました。

まだまだ暑い日が届きます。
皆さま、体調に気をつけてお過ごしください。