松プロジェクト開始から約3ヶ月

松プロジェクト開始から約3ヶ月

お彼岸のお中日が過ぎ、少し落ち着いたお寺に戻って参りました。

お彼岸の入りからお中日まではお墓参りに来られる方々も多く、帰りに寺務所に立ち寄り松プロジェクトのご寄付をしてくださった方も大勢いらっしゃいました。

7月から始まったプロジェクトも早約3ヶ月経ち、現在343名の方にご参加いただいております。

その中で、皆さまの想いに触れ、気づいたこともございます。

長昌寺に墓地がある方にとっては大切なご先祖さまが眠りいつかは自分も…という場所ですが、檀信徒でない方々からもあたたかな支援をいただきました。

ある方は、27年前に亡くなったご主人のお名前で参加してくださいました。

ある方は、先々代の代から親交があったので…と、ご自身と3人のお孫さんの名前で参加してくださいました。(ものすごい長い時間軸の話ですね!)

ある方は、お寺の保育園を卒園したので何か力になりたいという理由で。

また、ある方は、いつも散歩に来ているので、という理由で。

おてらじかん(坐禅や写経やヨガ、健康サロンなど)にご参加いただいている方々からも多数ご参加いただきました。

長昌寺の歴史は260年ほどと、他のお寺を見渡すと決して歴史が長い方ではありません。

それでも、260年というのは、その他の業界をみれば果てしない年月だと思います。

この場所に思い出がある、先々代の頃から親交があった、ここを卒園した、という何かのご縁から、お寺の力になりたいと思ってくださる方がこんなにもいてくれるという心強さ。

まだこのプロジェクトの先は長いですが、これから私たちが恩返ししていかなくてはならないという気持ちです。

皆さま本当にありがとうございます。

現在の進捗状況としましては、

【御守】
刺繍の御守にする予定でしたが、生地の緑色が思ったようなものがなく、生地を他の色にするか、もしくは織りの御守にするか検討中です。(刺繍、織りの御守にした場合のデザインはそれぞれほぼ完成していて、データを京都の業者さんにお渡ししたところ、こちらの色が思ったようにでるかどうか、どの程度の細やかさで織れるかどうかを図面化してくださいました。それをもとに最終検討に入ります!)

【御札】
引き続き、御札に出来るのかどうか割れや強度の問題があります。もし、どうにもこうにも…な場合には、塗りの御札も検討しています。それはそれで素敵なものになるのではないかと思っています。

【DVD】
11月に松の抜根、2月に植樹予定となっており、その撮影をお願いしています。(伐採の際の職人さんが太い幹をチェーンソーで切るシーンの臨場感がものすごいです。)長昌寺の歴史の中のたった数年のひとコマにはなりますが、1本の大きな松が枯れて多くの方々の力で新たな木を植えたことを伝えられる1枚になるかと思います。


このプロジェクトにご参加くださった方々は、お礼の品物が欲しくて参加してくださったわけではなく、純粋に未来に新たな松の命を残していきたいと思ってくださってのことだと思います。しかしながら、お寺としましては、コロナが流行ったその年に残念ながら枯れてしまいはしたものの、これまでお寺を見守ってくれた松を、皆さまのお手元に形を変えて届けたい、今度はお寺ではなく皆さまのこと見守ってもらいたいという気持ちがあります。ですので、プロジェクトが終了し、記念品が届いた際に、あぁ、このプロジェクトに参加してよかったなぁと思っていただけるような形にしてまいりたいと思います。(困難は多いですがお届けできる瞬間を想像しながら非常に楽しい作業です。)

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さて、本日の写真は、長昌寺の池の淵にあるアカマツです。山門の松、本堂前の松とほんの少ししか離れておりませんが、こちらは被害に遭わずにすみました。

この松のように青々とした松を未来に残していけるよう、プロジェクトを進めてまいりたいと思います。

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🙏長昌寺 松プロジェクト途中経過
9月24日現在、343名の方にご賛同いただきご寄付をお預かりいたしました。
皆さまのお気持ちに感謝いたします。
長昌寺 松プロジェクト 特設ページ