松植樹祭が終わりました

松植樹祭が終わりました

2月17日 吉日。

晴天ではありましたが、気温は上がらず寒さが厳しい中、松の植樹祭が行われました。

平日にも関わらず、40名ほどの方にご参列いただくことが出来ました。



松が枯れてしまってから1年半ほど。

・新しい松を植えて未来に残していくことと
・枯れてしまった松を、姿を変えて皆さまのもとへお届けすること

この2つを柱として松プロジェクトを進めて参りましたが、ついにそのうちのひとつを無事に終えることができホッとしています。

植樹祭では、最初に、プロジェクトの経緯やどのような思いですすめてきたかを住職からお話させていただきました。

これまで受け継がれてきた木を、自分たちの代で枯らしてしまったことや、それを切らなくてはいけなくなってしまったこと。どのようにすれば最大限の松の供養になるかという思いなど。

今、思い返してみても、枯れてしまった時のこと、伐採や抜根の日のことは非常に切ない思いがあります。

こうして新しい命を迎えるまでには、様々な思いがありました。

その後、

・石碑の序幕
・新しく植えた松が大きく育ってくれるよう祈願の読経
・お越しいただいた方々にお焼香をしていただき松の根元に土をかけていただく
・お寺の井戸水で根っこを潤す
・記念のお菓子をお渡しする

そのような流れで進行いたしました。

もともと幹の周囲が3メートルあった大きな松が枯れたことをお伝えしていたので、松の幹を見に行かせていただいた業者さんからは非常に大きな木を勧められたのですが、

この先の未来に向けて皆で一緒に成長を見届けていきたい思いがあり、幹の周囲がまだ30センチほどの木を選んで参りました。

そして、松と言えば、曲がった様子が美しいものもたくさんあると思うのですが、もともとの木がまっすぐに伸びたものでしたので、同じようにまっすぐ伸びたものを選びました。



この先の未来に生きる人たちにも、令和の初めに多くの人にお寺が愛され、この松が植えられたということが伝わるような石碑が傍らに建っています。

以前の松と比べればまだまだ背の低い、平成22年生まれのこの命が、いつかお寺のシンボルと呼ばれるような立派な木に成長するまで見守っていただきたいと思います。

そして、私たちのいない遠い未来まで、この松と共にお寺が続いていきますように。